おじいちゃんは、今年95歳。
前立腺がんで余命1年と言われていた。
そんな大好きなおじいちゃんが、余命宣告から2年後、
今朝早朝亡くなった。
おじいちゃんの死から感じたことを忘れないうちに記録したい。
最期に会うことが出来て良かった
結局、これに尽きる。
おじいちゃんも私が来るのを待っていてくれたのだと思う。
心の準備をする時間を与えてくれたんだよね、きっと。
モルヒネを打っていて意識朦朧の中、
私が声をかけると「お~」と手を握ってくれ、目に焼き付けるかのように、私の顔を見つめていた。
数秒間見つめたあと、眠った。
私は眠っているおじいちゃんに感謝の気持ちを伝えた。
もうお喋りすることは出来なかったけど、伝わっていたはず。
息子のことを考えていた
本当はひ孫である私の息子も病室に連れて行きたかった。
が、インフルエンザが流行っている為入室出来なかった。
「中学生以下入室禁止」の張り紙を見たとき、ちょっとホッとした自分がいた。
息子はまだ生後11か月。
免疫力の低い彼を病院に連れて行くだけでも、正直不安だった。
母になったんだな~と実感した。
そして、こうやって時代は流れていくんだなと思った。
今、私の番を生きている
私が生まれた頃若かったおじいちゃんが、今は年老いてあの世へ旅立とうとしている。
それを見つめる私の母は、去年おばあちゃんになった。
娘である私は去年母になり、大好きなおじいちゃんのことを心配しながらも、
新しく生まれてきた、息子のことを考えている。
こうやって時代は流れていくんだな。
今までもそうで、
これからもそうで。
過去の命からずっと続いてきて、
今、私の番を生きている。
私もいつかは年老いて、あの世に旅立つ番がくる。
けれど、この先も続いていく命がある。
息子に命をつなげて良かったと改めて思った。
日頃から言葉にすることの大切さ
夫婦って長く一緒にいると、
「顔でかっ!!!ベタベタ!!!」←四六時中息子と一緒の為そう感じる(笑)
とか傷つけるような言葉言っちゃったり、
やることなすこと文句ばっかつけて、プリプリ怒っちゃいがちだけど、
日頃から、
ベタベタの顔にすりすりしながら、好きだよぉぉぉぉ~と伝えたり(これはたまには。)
いつも遅くまでお疲れ様、と感謝したり
そうやって、いつ死んでも後悔しないように暮らそう。
私がおじいちゃんに最期、直接感謝を伝えられたのはラッキーだっただけで、そうじゃない場合もあるもんね。
Time is money
やりたいこと、やったもん勝ち。
だから、このブログを立ち上げた。
旅行が好きで、ずっと自分の経験をブログにできたらな~って思っては、行動に移せずにいた。
きっとこのままじゃ、いつまでも先送りしてしまう自分。
英語喋れないけど、息子と海外にも行きたいし。
今まで先送りしてきたこと、これからは行動していきたい。
そんな訳で、今後とも本ブログを宜しくお願い致します!!
おじいちゃんの天国への旅立ちが、 私のブログの最初の記事。 沢山旅行に連れて行ってくれたおじいちゃん。 私が旅行好きになったのは、 おじいちゃんのおかげだね。 一生忘れないよ。 またいつか、どこかで会おうね。 大好きだよ、おじいちゃん。 安らかにお眠り下さい。 2020年1月16日
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